鋼鉄のお嬢様カッター

ど真ん中にデカデカと居座るスリッターさん

 

山々脈々と連なる丸刃の山を今日も切り崩します

 

 

このスリッター刃は自動の研削盤にセットして研磨するわけですが

水温気温気圧の変化で生じる0.1mmの歪みが許されない代物だそうで

自動の研削盤でもただセッティングして放置してるだけじゃ

済まされない面倒なお上品な丸刃さんです

 

 

 

自分が初めて束になってスリッターにセットされてる姿を見た時は

あんまりに綺麗に研磨されてるせいで刃と刃のつなぎ目が見えず

30cmくらいの鉄の棒を磨いてるのかと思うほどでした

 

 

私が研磨担当しているわけではないので子細な調整の事は存じませんが

冬場の時とは環境が違うのでしょう

周りで社長や男衆があれこれせわしなくいじってはぼんやりしてたり

かと思えば小まめに表面眺めたりセッティング変えたりと

気分屋のお嬢様の世話をする召使いのような姿が

三起ブレードの風物詩となっています

 

ジッサイ難易度に見合った報酬の刃物なのでまさにお嬢様ですネ

 

 

 

 

 

広報担当　武藤

三起ブレードはレザー刃・ギャング刃・ゲーベル刃など
多種多様な種類の刃の研磨・再研磨が可能で
超短期納期のかけこみ寺としても対応しております。
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