真円度は、物体や部品の円形度を測定する指標です。真円度は、対象物の最大直径と最小直径の差を2で割った値で表されます。
真円度 = (最大径 - 最小径) / 2
最大径は対象物の外径(直径)であり、最小径は対象物の内径(直径)です。真円度の値が0に近いほど、対象物はより真円に近い形状を持っています。
真円度は、円形度を具体的な数値で表現するために使用されます。円形度は、物体や部品が完全な円形に近い形状であるかどうかを示します。真円度が大きい場合は円形度が低くなり、真円度が0に近いほど円形度が高くなります。
スリッターナイフやスコアカッター、カメロン刃のような丸い形状の刃物は真円度が出ていないと安定した切断ができません。こういった刃物は同心度とともに真円度も大事な尺度になります。