カメロン刃の再研磨
2023/05/16
カメロン刃
こんにちは!
ブログ担当の鈴木です。
今回の作業紹介はカメロン刃の再研磨です。
カメロン刃は丸刃より厚め刃物です。
切断物によってはより耐久性の強いカメロン刃をお勧めしております。
総数 10枚
担当者のこだわり
大きめの刃物だったので、バリが多く取るのが大変でした。
丁寧に研磨し綺麗に仕上がりました。
社内検査も一発合格で満足の出来です。
現在社内では社員各々が勉強会を開催しております。
個人的に、鏡面研磨されている刃物が好きなので(ミーハーですね)
刃物の表面の指数を表す面粗度について勉強してみました。
面粗度とは、物体の表面がなめらかさやざらつきを持っていることを表す指標です。
例えば、鏡のようにつるつるしている表面と、サンドペーパーのようにザラザラしている表面では、面粗度が異なります。
面粗度を理解するために、まず物体の表面を拡大すると、微小な凹凸や起伏が見えてきます。これらの凹凸が面粗度の要素です。
面粗度は、主に以下の二つの要素で評価されます。
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ラフネス(Roughness): 表面の微細な凹凸を表す指標です。ラフネスは、表面の平均的な凹凸の高さや深さを測定します。ラフネスが大きいほど、表面はざらざらしています。
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波度(Waviness): 表面の大きな起伏や波形を表す指標です。波度は、ラフネスよりも大きなスケールでの起伏を評価します。つまり、表面全体の形状に関係します。
面粗度の評価は、工業製品の品質管理や製造プロセスの最適化に役立ちます。たとえば、摩擦が生じる部品では、面粗度が摩擦係数に影響を与えることがあります。また、塗装やコーティングをする際にも、表面のなめらかさが重要です。
簡単に言えば、面粗度は物体の表面がどれくらいざらざらしているかを表すものです。
社長が面粗度Ra1.2で~など難しい打合せしているのはこのことだったんですね!
より詳しい面粗度の簡単な説明を社長がしているのでぜひ以下リンクもご参照ください!
https://sankiblade.co.jp/faq/mensodo/
三起ではお客様のニーズに合わせて様々な刃物の提案を行っております♪
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