丸刃の再研磨
2024/10/13
こんにちは!
ブログ担当の鈴木です。
今回の作業紹介は丸刃の再研磨です。
総数:20枚
大きさ:30φ(30㎜)
担当者のこだわり:この刃物専用の内径治具を使い綺麗にしあげることができました。
治具(じぐ)は、工場や作業場で部品をしっかり固定したり、加工を正確に行うために使われる道具です。
その歴史は、昔から職人たちが手作業を効率的に行うために工夫していたところから始まりますが、本格的に重要な役割を果たすようになったのは、産業革命のころです。
18世紀から19世紀にかけて、イギリスやアメリカで機械を使った製造がどんどん増えていく中、治具は作業のスピードと精度を上げるために発展しました。
特にアメリカのフォード社が自動車を大量生産するために使った「ベルトコンベア方式」では、治具が大活躍。部品を同じ位置にぴったりと固定し、素早く次の工程に移れるようにすることで、たくさんの車を効率よく作れるようになりました。
その後、コンピュータの技術が進んでくると、治具の設計もより複雑で正確になり、現在では多くの製造業で欠かせない存在となっています。現代の治具は、機械に取り付けられた部品をとても精密に位置決めできるため、より高品質な製品を作ることが可能になっています。
三起でもお客様の刃物に合わせて治具を新規作成する場合や、先代からの治具を受け継ぎ研磨に利用するなど、刃物に合わせて様々な研磨方法を試しております♪
こうやって研磨業界含め製造業は進化してきたのですね…勉強になります♪
うちの刃物研磨できるかしら…などお迷いのご担当者の皆様!
ぜひ、三起にお任せください♪
やる気、元気、三起!
メール、お電話にてお問い合わせお待ちしております。