レザー刃再研磨

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レザー刃再研磨

2024/10/19

レザー刃

こんにちは!

ブログ担当の琉斗です。

 

最近、電気圧力鍋を購入しましたが、これが本当に便利で感動しています。

具材を入れて圧力時間を設定するだけで、手間もかからず、あっという間に美味しい料理が出来上がります。忙しい日でも本格的な料理が短時間で作れるので、とても重宝しています。買って本当に良かったと感じています。

 

 

さて今回の作業紹介です。

大きさ:40L(40mm)

材質:超硬

枚数:30枚

担当者のメッセージ

作業全体をスムーズに進めながら、研磨も問題なく行うことができました。仕上がりは欠けもなく、表面は非常に滑らかで、期待以上の結果を得られました。

 

 

 

今日は摩擦について話したいと思います。

工業刃物の性能において、摩擦は非常に重要な要素です。摩擦は、刃物が材料を切断する際の効率や切れ味に大きな影響を与えます。

 

 

摩擦の影響と問題点

 

  • 切れ味:摩擦が低いと、刃物はよりスムーズに材料に侵入しやすくなります。結果的に、切れ味が向上します。

 

  • 熱生成:摩擦によって生じる熱は、刃物や材料にダメージを与える可能性があります。過度の摩擦は、刃先の熱変性や磨耗を引き起こすことがあります。

 

  • 刃物の磨耗:摩擦が大きいと、刃物が急速に摩耗し、切れ味が低下します。これにより、頻繁な再研磨や  交換が必要になることがあります。

 

  • 切断精度の低下:高い摩擦は、材料の切断面を粗くすることがあります。これにより、切断精度が低下し、仕上がりに影響を及ぼすことがあります。

 

 

これらの問題を改善するためには、さまざまな方法があります。

 

素材の選定

 

  • 刃物素材の選択:刃物の材質を選ぶ際には、摩擦特性を考慮することが重要です。超硬合金や高炭素鋼など、摩擦に強い素材を選ぶことで、耐久性を向上させます。

 

刃物の設計改善

 

  • 刃先の形状: 刃先の角度を最適化することで、摩擦を減少させることができます。鋭い刃先や適切な切削角度は、材料にスムーズに侵入しやすくなります。
  • 刃の幅::刃の幅を調整することで、切削面積を最適化し、摩擦を軽減できます。狭い刃は侵入抵抗が小さく、摩擦を抑える効果があります。

 

表面処理の活用

 

  • コーティング:PVD(物理蒸着法)やCVD(化学蒸着法)などのコーティングを施すことで、摩耗抵抗や耐熱性を向上させ、摩擦を軽減できます。
  • フッ素コーティング::フッ素系のコーティングを施すことで、摩擦を大幅に減少させることができます。

 

これらの改善方法はほんの一部ですが、三起ブレードでは『自社の刃物はどうだろう?』といったご相談にもお応えしています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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