超硬プレートの研磨
2025/01/20
こんにちは!
ブログ担当の琉斗です。
本日の作業紹介は、超硬プレートの研磨です。
大きさ:85×25×2.7t
担当者のメッセージ
磁性が弱い超硬素材でも、大きさによっては平面研磨が可能です。
上記画像の超硬プレートの上部は研磨前の製品となっております。
超硬は、その名の通り非常に硬い素材であり、耐摩耗性が高いことから、金型部品や工業用刃物など、さまざまな分野で利用されています。しかし、その硬さゆえに加工が難しく、高度な技術と専用の機械が必要です。
弊社社員が平面研磨を施し、加工を行った結果、下部の状態に仕上がりました。
平面研磨とは、素材の表面を平滑かつ精密に仕上げる加工方法です。その主な目的は以下の通りです。
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物の性能向上
平面研磨は、刃物の刃先部分や全体を均一に整えることで、摩擦や摩耗を減少させ、切れ味を改善します。また、刃先の角度や形状を正確に仕上げることで、切断力が均等に分散され、効率的で滑らかな切断が可能になります。
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耐久性の向上
刃物の表面を精密に研磨することにより、金属の微細な不純物や歪みが取り除かれます。これにより、刃物が長期間使用できるようになり、再研磨の頻度を減らすことができます。
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均一な切れ味の確保
刃物全体が均一に研磨されるため、切断の際にムラなく鋭い切れ味を保ちます。平面研磨によって、刃先の角度や曲線が正確に整えられるため、一定の切れ味を長時間維持することができます。
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高精度な仕上げ
平面研磨は、ミクロン単位での精密な仕上げが可能です。これにより、刃物の寸法精度や外観も改善されます。特に、精密な作業が求められる刃物や特殊な形状を持つ刃物には、平面研磨が欠かせません。
三起ブレードでは、さまざまな種類の刃物に関するご相談を承っております。どんな刃物でも、お気軽にお問い合わせください。
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