イカそうめん切りユニット再研磨

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イカそうめん切りのユニットの再研磨

2025/02/03

こんにちは!

ブログ担当の琉斗です。

 

 

本日の作業紹介は、イカそうめん切りのユニットの再研磨についてです。

イカそうめん切りのユニット

刃物ユニットとは?

工場や製造ラインで使用される機械には、特定の加工を行うための「ユニット」が搭載されています。このユニットには、刃物を保持しながら回転や動作、制御を行う重要な役割があります。加工の精度や効率に直結する部分であり、機械全体の性能を支える大切なパーツです。

 

 

今回は、弊社の仙台工場で刃物ユニットの作業を行いましたので、その手順をご紹介します。

 

 

刃物ユニットの作業手順

 

 

(1) 刃物ユニットの分解と清掃
ユニットを機械から取り外し、表面の汚れや切りくずを丁寧に清掃します。これにより、次の点検や研磨作業がスムーズに進みます。

 

(2) 刃先のチェック
刃先の摩耗や欠けを確認し、必要に応じて刃先の形状を再整形します。この段階での細かい確認が、加工精度の維持に直結します。

 

(3) 研磨作業
専用の研磨機を使用して、刃先を適切な角度で研ぎ直します。細かな調整を行うことで、刃物の切削性能を最大限に引き出します。

 

(4) 組付けと調整
最後に、刃物ユニットを再び組み付け、細部を調整しながらセッティングを完了させます。これにより、ユニットは本来の性能を発揮する状態に復元されます。

 

 

 

刃物ユニットの再研磨の重要性

 

刃物ユニットの再研磨は、品質維持と作業効率の向上に欠かせない作業です。

 

研磨の頻度は、以下のような要因によって異なります。

  • 使用頻度:稼働時間や加工量に応じて変わります。
  • 加工する材料の特性:硬度や性質により刃の摩耗速度が異なります。
  • 刃物の材質:HSS(高速工具鋼)、超硬、セラミックなどの種類が影響します。

 

研磨のタイミングとしては、切削品質が低下したと感じたときや、一定の加工量に達したときが目安です。

例えば、毎月の定期点検を行いながら、数万カットごとに再研磨を実施することで、安定した加工精度を維持することが可能です。

 

 

 

三起ブレードでは、さまざまな種類の刃物に関するご相談を承っております。
どんな刃物でもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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