2段刃突き切り刃の刃付け
2025/05/07
こんにちは!
ブログ担当の琉斗です。
本日の作業紹介は、突っ切り刃の刃付けについてです。
突っ切り刃は、様々なワーク(加工対象)を精密に切断する際に使用される刃物になります。
今回の刃物は、ハイスを材質とし、二段刃で刃付けを行っております。
ハイス(HSS)製の2段刃は、精密さと強度を兼ね備えた加工用刃物として、多くの工業現場で活躍しています。
ハイスは硬さと粘りのバランスが良く、特に耐摩耗性・耐熱性に優れているのが特徴です。
その素材を使って、さらに「2段刃構造」を取り入れ、切れ味と耐久性を両立させた刃物になります。
2段刃とは、刃先の角度や形状を2段階に変えて加工された刃先構造のことです。
たとえば、「20°-12°」のように、刃元から刃先に向かって角度が変化することで、切れ味を良くしつつ、刃の強度を保つ設計になっています。
第1段(基準刃):角度が緩く、刃を支えるベース部分
第2段(仕上げ刃):角度が鋭く、実際に切れ込みを行う部分
この段構造によって、刃先の欠けを防ぎながら、鋭利な切断性能を発揮することが可能になります。
2段刃の刃付けは、刃先の角度設定や均等な研磨が求められる、非常に精密な作業です。
それぞれの段で切れ味が異なるため、角度を正確に調整しないと、切断面が不均一になったり、わずかな誤差でも、刃物の切れ味や耐久性に大きな影響を及ぼすため、高い技術が必要です。
このような精密な作業により、切れ味と耐久性を両立させた高性能な刃物が完成しますが、そのためには技術力と精度が求められます。
2段刃の刃付けは、技術的に非常に難易度が高い作業ですが、その精度とバランスを保つことができれば、非常に高い切断性能を持つ刃物を作り上げることができます。
三起ブレードでは、お客様により良い製品をお届けできるよう、日々試行錯誤を重ねております。
各種刃物に関するご相談も承っておりますので、お困りごとやご不明な点がございましたら、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
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