丸刃の研磨
2022/09/15
丸刃の研磨
丸刃の研磨
こちらの刃は200φほどの大きめの刃です。
三起ブレードでは数φの大きさから450φくらいまでの大きさまで対応実績がありますので、
小さすぎてできない、もしくは、大きすぎてできないなどのお悩みがあればお電話ください。
刃は大きくなればなるほど研磨が難しいとされています。
刃の直径が大きくなると刃先の全長、つまり円周が長くなるわけで、
より長い区間の品質を担保する必要があるためです。
また、しのぎの面積も、しのぎの研磨体積もφが大きくなるごとに乗数的に増えていきます。
これをきれいに加工するのもなかなか難しいところです。
なので、大きい刃物は弊社で一番うまい職人が実施しております。
防刃手袋などで防衛はしていますが、研磨は危険な作業です。
ただ刃先をインラインで評価するためには人間の感覚が頼りの部分もあり、
手袋がつけられない場合もあります。
さらに刃が大きくなるとそれだけ危険度が増していきますので、
事故にならないよう細心の注意で手順通りに研磨します。