ミシン刃の再研磨
2023/09/05
こんにちは!
ブログ担当の鈴木です。
今回の作業紹介はミシン刃の再研磨です。
材質:SKH
大きさ:48φ
総数:5枚
担当者のこだわり
砥石1.0mmのものを使用し、溝の深さ3mmで48カット行いました。
砥石が厚く カット数も多かったので、あっという間に砥石が摩耗され小さくなりました。
総数5枚の溝入れ作業を行うのに、3回砥石を交換しました。次回はもっと砥石の摩耗を少なく仕上げるのが課題です。
材質の「SKH」は、一般的に高速度鋼(High-Speed Steel)の略語として使用されます。高速度鋼は、特定の切削工具や工具の製造に使用される金属材料で、通常は高い硬度、耐摩耗性、耐熱性を備えています。SKHの数字や文字の後に付けられる番号は、特定の材質や品質を示すために使用されます。
SKH材料は、一般的に鉄(鉄合金)にさまざまな合金元素を添加して作られます。主要な合金元素には、タングステン(W)、クロム(Cr)、バナジウム(V)、コバルト(Co)などが含まれます。これらの合金元素の組み合わせによって、高速度鋼は非常に硬く、高温での切削や摩耗に対する耐性が向上します。
高速度鋼は、切削工具、ドリルビット、ミルカッター、タップ、フライス盤、旋盤の刃など、さまざまな工具の製造に広く使用されており、金属を切削、削剥、穴を開けるための工具として重要です。また、SKHの種類や合金成分によって、異なる用途に適した高速度鋼があります。
なお、SKHの数字や文字の後に続く識別番号は、製造規格や国際規格に基づいて決まることが多く、特定のSKH材料を正確に特定するためには、該当する規格や製造元の情報が必要です。したがって、具体的なSKHの材料についての詳細な情報を知るには、該当する規格や製造元の文献やデータシートを参照することが必要です。
SKHも様々な種類があるのでモノづくりは奥が深いですよね・・日々勉強です!
三起では様々材質の研磨にチャレンジしております!
これ研磨できるかな・・?うちの刃にはどんな材質がおすすめか教えてほしいとお悩みのご担当者様!
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