丸刃の再研磨

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丸刃の再研磨

2023/09/06

丸刃

こんにちは!

ブログ担当の鈴木です。

 

今回の作業紹介は丸刃の再研磨です。

 

総数:16枚
大きさ:80φ(80㎜)
材質:超硬
担当者のこだわり:片刃片しのぎ鏡面仕上げです。砥石を調整しながら綺麗に仕上げました。

 

材質でつかっている「超硬(ちょうこう)」とは、主に工具や切削工具の製造に使用される非常に硬くて耐摩耗性に優れた材料の一群を指す一般的な用語です。超硬材料は、硬度と耐摩耗性が高いため、さまざまな工業用途で広く使用されています。

超硬材料の代表的な種類は「硬質合金」(Hard Metal)または「硬質合金カーバイド」(Hard Metal Carbide)です。硬質合金は、一般的に以下の2つの主要な成分で構成されています。

  1. 硬質相: これは通常、タングステンカーバイド(Tungsten Carbide、WC)であり、非常に硬くて耐摩耗性に優れた材料です。

  2. 結合相: 硬質相をバインダー材料で結合させ、硬質相を保持します。一般的にコバルト(Cobalt、Co)が結合相として使用されます。

硬質合金は、その硬度と耐摩耗性から、以下のような用途に広く使用されています。

  • 切削工具:ドリルビット、フライス盤、タップ、ボーリングバー、旋盤工具などの工具に使用され、硬い材料を切削および削剥します。

  • 金属加工:鋼材、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属の切削、穴あけ、彫刻に使用されます。

  • 掘削工具:岩を穿孔するためのボーリングビットや掘削工具に使用されます。

  • 粉砕工具:固形物の粉砕や粉末化に使用されます。

超硬は、その優れた特性により、高い生産効率と耐久性を提供し、多くの工業プロセスで不可欠な材料となっています。

工業業界の気づいたところにそっと寄り添ってくれる、必要不可欠な材質が超硬ですよね!

 

三起ではどんな材質の刃物でも研磨、製作にチャレンジしています!

 

これ研磨できるかな?こんな刃物は製作できるかな?とお悩みのご担当者の皆様、ぜひ三起におまかせください!

 

やる気、元気、三起!

 

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