スリッターの再研磨

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スリッターの再研磨

2023/08/07

スリッター

こんにちは!

ブログ担当の鈴木です。

まだまだ暑い日が続きますね~♪

 

今回の作業紹介はスリッター下刃の再研磨です。

大きさ:92φ(92㎜)

総数:3枚 下刃 同幅

担当者のこだわり:荒どりから鏡面仕上げですべての作業を1人で行いましたが、枚数も少なかったので集中してきれいに仕上げられました。

刃物研磨の荒どり(あらどり)は、刃物の研磨工程の最初の段階で行われる作業です。この工程は、刃物の切れ味や仕上がりを向上させるために重要な役割を果たします。以下に、刃物研磨の荒どりについての詳細を説明します。

刃物の荒どりは目的は以下の通りです。

  1. 欠陥の除去:刃物の鍛造や製造過程で生じる不均一な部分や欠陥を取り除きます。
  2. 刃の形成:刃物の基本的な形状や刃の角度を整えます。
  3. 初期の研磨:後段の研磨工程での作業をスムーズに進めるために、荒い研磨目で表面を整えます。

研磨の荒どりは、以下の手順で行われます。

  1. 研磨目の選択:まず、適切な荒い研磨目の砥石を選びます。この研磨目は、刃物の素材や状態に応じて選ばれます。

  2. 刃物の固定:刃物を適切な方法で固定し、安定した位置に保持します。これによって正確な研磨が可能になります。

  3. 荒研磨:選んだ研磨目の砥石を使用して、刃物の刃や背部などを研磨します。この際、均一な力と角度を保ちながら作業を進めます。

  4. 冷却と潤滑:刃物が過熱するのを防ぐために、定期的に冷水や砥石油を使用して刃物を冷却します。これによって刃物の焼けや変質を防ぎます。

  5. 目視確認:荒どり作業が進むにつれて、刃物の形状や状態を定期的に確認し、必要に応じて微調整します。

  6. 砥石の交換:砥石の寿命が尽きたり、砥石の粒度を変える場合は、新しい砥石に交換して作業を続けます。

荒どりの後、より細かい研磨目での作業を繰り返して刃物の仕上げを行い、最終的な切れ味や仕上がりを完成させます。刃物研磨の荒どりは、丁寧な作業と専門知識が要求される重要な工程です。

 

ぜひスリッターの研磨をご検討の皆様、三起にお問い合わせください。

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