前はできていたのに…が増えていませんか?

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前はできていたのに…が増えていませんか?

2026/05/12

前はできていたのに…が増えていませんか?

刃が悪いわけじゃない? 引き継ぎ・外注廃業で起きる“判断できない現場”の話

皆さま、こんにちは✨

「前はできていたのに…」
そんな声、最近増えていませんか?

今日は、実際にお客様からいただいたご相談をもとに、
今、製造現場で起きている“あるあるトラブル”を少しご紹介します。


📝 最近とても多いご相談はこちら👇


「前は普通にできていた部品加工が、なぜか安定しなくなった。
機械の部品が悪いのか、刃が悪いのか、何が原因か分からない…」


「刃の持ちが悪い気がするけど、原因がよく分からない。
今まで研磨に出していた会社は同じなのに、なぜ?」


「社内の担当者が変わってから、細かいトラブルが続いている」


「長年お願いしていた部品屋さんが廃業してしまった。
図面も、材料も、仕様も…何も分からな~~~い💦」


材料や設備を大きく変えたわけじゃないのに、
少しの変化だけなのに、なぜか結果だけがズレてくる。

こんなとき、現場ではよくこんな声が聞こえてきます。

「これって…刃が悪いんでしょうか?
それとも、何か他に原因があるんでしょうか?」


実は多いのは「刃の不具合」そのものではありません

もちろん、本当に刃が原因なこともあります。
でも最近とても多いのは、こんな状態です。

👉「判断できる人が、現場にいなくなっている」

  • 人が育たない
  • 引き継ぎが途中で止まっている
  • そこへ外注先の廃業が重なる

この条件がそろうと、
部品加工のトラブルは一気に表に出てきます。


人が育たない工場で起きがちな、3つの「抜け」

① 加工条件は残っている。でも「なぜその条件か」が分からない

回転数、送り、切込み。
数値自体は、帳票やExcelに残っています。

でも…

  • なぜその条件にしたのか
  • どこを触ると危ないのか
  • 音や振動で、何を判断していたのか

こうした**“理由の部分”**が、引き継がれていないことがとても多いです。

その結果、トラブルが起きても
「どこから疑えばいいのか分からない」状態になります。


② 部品加工が、ベテランの“感覚”で成り立っていた

ベテランの方ほど、実は多くを語りません。

  • 手応え
  • 切り粉の出方

こうした感覚で、部品加工を微調整してきました。

一方で、引き継いだ側は
カタログや数値を頼りにするしかありません。

その結果、
同じ部品・同じ刃のはずなのに、仕上がりが変わる
ということが起きてしまいます。


③ 外注先の廃業で「図面に書いていない工夫」が消えた

「前に作ってくれていた部品屋さんが廃業して…」
このご相談、本当に増えています。

よくお話を聞くと、

  • 図面に書いていない面取り
  • 材料ロットごとの微調整
  • 加工しやすくするための一工夫

たとえば…
・焼き入れ硬度を高めに設定していた
・刃先をR加工にして、製品は切れるけど設置部品は傷つけないようにしていた

こうした暗黙のノウハウを、
外注先が当たり前のように補っていたケースがとても多いのです。

それがなくなったことで、
今まで隠れていた無理が、部品や刃に一気に表に出てきます。


「刃が悪いかどうか」を判断できる人が、もういない

ここが、一番困るポイントです。

  • 部品形状の問題なのか
  • 図面なのか
  • 加工条件なのか
  • 刃なのか

この切り分けができないと、
刃を替えても、部品を作り直しても、なかなか改善しません。


三起ブレードは「部品も一緒に」考えます

三起ブレードというと、刃の会社、と思われがちですが、
実は 「見る・測る・描く」ところから対応しています。

  • CADで部品・治具・刃物の図面作成
  • 画像測定器で寸法・形状をしっかり確認
  • 顕微鏡で刃先や摩耗状態をチェック
  • レーザー刻印で部品管理・識別にも対応

小さな加工屋さんでは難しい工程を、
社内で完結できるのが強みです。

そして、刃だけでなく
部品そのものの製作・ご提案にも力を入れています。

  • 「前に使っていた部品を再現したい」
  • 「図面から見直したい」

そんなご相談も増えています。


正解を探す前に、まず「整理」から

「刃が原因かもしれない」
「部品加工がうまくいかない」

そんな状態のままで大丈夫です。

図面が完璧でなくても、
条件が途中でも構いません。

今、どこで困っているのか。
そこを一緒に整理するところから、お手伝いします。

関東に2名、東北に1名の営業がおりますので、
お客様の工場へお伺いすることも可能です。

また、遠方のお客様とはオンラインで相談し、
こちらである程度案をまとめたうえでお伺いすることもしています。

部品でも、刃でも、工程でも。
「誰に相談したらいいか分からない」状態こそ、ぜひ声をかけてください。


やる気・元気・三起!

✨日本の製造業を、もっと強く✨