一本の電話から始まった。三起ブレードのインバウンド包丁プロジェクト

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一本の電話から始まった。三起ブレードのインバウンド包丁プロジェクト

2026/05/29

一本の電話から始まった。三起ブレードのインバウンド包丁プロジェクト

「3週間で作れますか?」無理難題から生まれた、新しい挑戦

先日、当社ホームページをご覧いただいたお客様より、一本の電話をいただきました。

内容は、
インバウンド向けの包丁研ぎ体験教室で使用する包丁を製作してほしいというご相談でした。

正直なところ、その瞬間こう思いました。
「おっと…うちは刃物は製造しているけど、包丁は……」

しかし実際にお伺いし、お話を聞く中で状況の厳しさが見えてきました。
すでに複数の会社へ問い合わせをしているものの、どこからも
「3週間では対応できない」
と断られてしまったとのことでした。

その言葉を聞いたとき、私たちの中で決断は一つでした。

――これは、やらなければならない。

とはいえ、納期はわずか3週間。
通常必要な焼き入れ工程の時間もない。

「さあ、どうする。」

まずは焼き入れ済みの鋼材を大至急調達。
同時にCADチームには1時間で包丁の基本を理解してもらい、即図面作成へ。
そのまま現場へつなぎ、切り出しまで一気に進めました。

さらに今回は「研ぎ体験用」という特殊な用途。
どこまで仕上げた状態で提供するべきか、現場で議論を重ねながら進行しました。

そしてようやく見えてきた納品の形。

「よし、なんとかなりそうだ」

…そう思った矢先、お客様から一言。

「柄もなんとかしてほしい…」

——きょえええええ~~~!(心の声です)

しかし答えは決まっています。

「もちろんです。」

そこから再び部材探しに奔走。
調達・設計・現場が一体となり、なんとか納品にこぎつけました。

この挑戦は単なる短納期案件では終わりませんでした。
現在ではそのご縁がつながり、毎月ご依頼をいただく継続案件へと発展しています。

(最近は別の体験教室でつかわれている 材料木材を加工したりもしてます(笑) 刃でも部品でもありません)

一本の電話から始まったこの出会い。
それは三起ブレードにとって、新しい市場への第一歩でもありました。

これからも私たちは、
「できない理由」ではなく「どうすればできるか」を考え続け、価値を形にしていきます。

 

やる気 元気 三起!包丁も作れるようになっちゃったぞ!

とにかくなんでも挑戦します。ぜひやらせてください✨