研磨するよりガラス片の方が切れ味が良い…！

なんて聞いた時は何かオカルト的なものにハマったかと

思わず勘ぐりました　原理を聞けばなるほど納得

 

 

ガラスを割った時の破片で　貝殻のような扇状の断口の事を

読んで字のごとく貝殻状断口呼びます

この破片の先端　人力や機械の研磨では再現出来ないほどに

はるかに鋭く薄い刃の形を形成しており　そのきめの細かさから

分子カッターなんて呼ばれ方もするそうです

 

そう　先端が分子レベルにまで刃を成しているほど鋭すぎるんです

いかな素材でも分子のすき間に入り切り口を作ることが出来るのでしょう

……その形状を維持する事が出来るなら！！

 

耐久性が皆無なので切ってる途中に側面の圧力やらで刃が崩壊します

切れ味が良いというのは最初の一刀目だけの話だったんですね

そりゃ粘度や硬度鑑みれば超硬のチップみたいなレザー刃でも勝てるわ！

 

 

「研磨すると刃先が潰れるから切れ味が落ちる」なんて言い方されて

ビックリしたというお話でした　分子レベルと比べれりゃ潰れてるわいな

 

 

 

 

 

広報担当　武藤

 

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