固定刃の再研磨
2024/11/06
こんにちは!
ブログ担当の琉斗です。
今回の作業紹介は固定刃の再研磨です。
大きさ:380L×25w×8t
担当者のメッセージ
刃側と側面の2面を丁寧に研磨し、バリもしっかり取り除きました。摩耗していた刃もエッジを取り戻し、しっかりと仕上げることができました。
今日は、機械刃物の中でも「固定刃」についてお話ししたいと思います!
固定刃は、製造ラインや産業機械で重要な役割を果たす刃物です。
例えば、紙やフィルム、繊維などを切るスリッターやカッターで使用される固定刃は、動く刃との距離や角度が精密に調整されているため、高精度な切断が可能になります。この安定性が、製品の仕上がりを美しくし、品質を保つ鍵となってます。
材質選びも重要なポイントです。固定刃の材質は、切断するものや使用頻度に合わせて、硬度や耐摩耗性が求められます。
ステンレス鋼や超硬合金、特殊コーティングが施されたものなどがあり、長時間の使用にも耐える素材が選ばれます。
また、固定刃は取り付け時の精度がとても重要です。少しのズレでも切断の仕上がりに影響が出るため、交換やメンテナンスは丁寧に行う必要があります。
日常的なメンテナンスは固定刃の寿命を延ばし、製品の品質を安定させるために欠かせません。
こうして見ると、産業用機械の裏側にはさまざまな工夫が詰まっていることがわかります。固定刃ひとつでも、奥が深くて興味深い世界ですね!
三起ブレードでは、お客様の刃物に関するお悩みやご相談を随時受け付けております。どんな小さなことでもお気軽にご連絡ください。
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